避けることのできない肌の老化。少しでもその進行を遅らせるために始めるエイジングケアですが、具体的に何歳ごろから始めるべきなのでしょうか。早すぎても良くないという話を聞いたこともありますが本当なのでしょうか?
まず、なぜ年を取るとエイジングサインがあらわれるのかというと、ターンオーバーと呼ばれる肌の新陳代謝の周期が年齢とともに長くなってしまうから。20代のうちは約28日で肌が生まれ変わりますが、30~40代になると40日前後、50代になると70日ほどかかる人もいると言われているのです。このようにターンオーバーの周期が長くなることで古い角質が蓄積されますので、くすみ・シミ・キメ・シワ・毛穴の開きなど様々なエイジングサインがあらわれやすくなるということです。
また、紫外線ダメージの蓄積も肌老化の原因のひとつとされており、とくに顔や手など直接紫外線が当たることの多い部分の肌老化原因は約80%が紫外線ダメージによる光老化であるという調査結果もあるようです。いつまでも若々しい肌を保つためにも、UVケアは紫外線の強い夏だけでなく1年中、毎日欠かさず習慣づけることが大切です。そしてそれを始めるタイミングは早ければ早い方が効果的です。
エイジングケアのためのスキンケアを取り入れるのも早ければ早いほど良いでしょう。というのも、エイジングケアはできてしまってからのケアと考えている方も多いようですが、本来は肌トラブルが起こる前の予防として取り入れるべきものだからです。年を重ねても衰えを見せないために、UVケアとスキンケアをしっかり行い、根気よくお手入れを続けていきましょう。